猪肉ボールのパンプキンスープ

ブレンダーやミキサー無しで出来るのがパンプキンスープの良いところ♪レバーも使って食欲UP♪

材料

猪肉ミンチ
猪レバー
かぼちゃ
ブロッコリー
しめじ
豆乳
ドライパセリ

手順

解凍したミンチとレバーを混ぜて、密封袋でコネコネ。薄く伸ばして冷凍しておけば、次使う時にパキッと折って必要量が簡単に使えます♪
野菜類と①を丸めたお団子を入れて煮る。
一旦取り出す。 取り出す事で冷ましやすくなりますし、この後お好みの大きさにカットできます♪ かぼちゃ1つは潰す用に。もう1つは飾り用に♪
かぼちゃ1つをスプーンで潰しました。沢山作る時はブレンダーやミキサーでも良いと思います♪
潰したかぼちゃにゆで汁と豆乳を混ぜます。 ※豆乳を入れるので、スープも冷めて食べ頃に♪
冷ましておいたお団子やお野菜(お好みにカットしてください)を盛り付けて、パセリを散らしてできあがり!

解説

【かぼちゃ】
β-カロテンが豊富で、体内でビタミンAに変換され、被毛の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
カリウムも豊富でナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。
ビタミンEも含んでおり、抗酸化作用としてよく知られていますが、末梢血管を拡張することで血液循環を整える働きや、血行不良による冷え性や肩こり・頭痛などの改善にも役立つと言われています。
非ヘム鉄の吸収を促進するビタミンCも豊富に含んでいます。また、ストレス時には大量に消費されたり、コラーゲンの生成や、脂質代謝やホルモンの生成など、体のなかのさまざまな酸化還元反応に関わっています。

【猪レバー】
様々なビタミンや亜鉛や鉄分などの栄養が豊富で、ワンコにとって重要な必須アミノ酸10種類が全て含まれています。皮膚被毛を健康に保ち、筋肉の衰えを防ぐ効果もあります。

【ブロッコリー】
特に多く含まれているのがビタミンCで、他にもビタミンE、葉酸、カリウム、クロム、カロテン、食物繊維、スルフォラファンなどたくさんの種類の栄養素が含まれています。
最近よく耳にするようになったスルフォラファン。これはファイトケミカルの一種で抗酸化作用、解毒作用があり、がんの予防や老化の防止が期待できます。
スプラウトの方が含有量は多いとされていますが、普通の元気なブロッコリーにもちゃんと含まれます♪

※ファイトケミカルとは?
生活習慣病や癌(がん)、老化などの原因になる活性酸素を強い抗酸化作用によって取り除き、体の免疫力を高めることで、さまざまな病気を予防できると言われています。現在は100種類ほどの成分が確認されていますが、それはほんの一部で、実際には1万種類以上あるとされ、盛んに研究が進められています。

【しめじ】
ビタミンB群を含む他、糖質や脂質の代謝に役立つパントテン酸を含みます。ビタミンの一種で補酵素であるコエンザイムAを作る原料となり、糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。また、ストレスを和らげる副腎皮質ホルモンの働きを助ける効果も◎!

【豆乳】
一般的な栄養素の他に、がん予防や骨粗鬆症予防に期待されているイソフラボン。血液中のコレステロールや中性脂肪などの血液中の余分な脂質を洗い流してくれ、肥満予防にも期待されているサポニン。体内の細胞が正常を保てるよう細胞膜をきれいにしたり、次々に新しい細胞が生まれるために働くレシチン。等を含みます。

【パセリ】
様々なビタミンの中でも、丈夫な骨づくりや骨に存在するオステオカルシンというたんぱく質を活性化し、カルシウムを骨に沈着させて骨の形成を促す作用を持つビタミンKを含みます。
最近では「オメガ3」が人気で、その理由の大半は血液をサラサラに保つ為と言われていますが、極端にサラサラになってしまうと、怪我をした時や採血の際に血が止まりにくい!なんて事も。(^_^;)血液を凝固する為には肝臓でプロトロビンを生成する必要がありますが、その時に補酵素として一役買うのがビタミンKです。

と、栄養成分を文字にするだけでも相当長くなってしまいました。すみません(^_^;)

結局のところ、まだ分かってなかったり最近見つかった栄養素もありますし、やはり「色々」食べる事が1番です♪

と、臨機応変な気持ちで…
あとは楽しくハロウィ~ン!なご飯にしてみました♪かぼちゃを使うだけでグッと雰囲気出ますよね!
(え?出ませんか?すみません。笑)

ですが、甘いかぼちゃを大好きなワンちゃんは多いはず♪笑顔で美味しくが1番です♪

どんなに頑張って考えても、シニアになると様々な理由から好き嫌いがハッキリしてくる事もあったり、「栄養を考えて作っているのに食べてくれない」なんて事もよくあります。

そんな時、案外レバーは役にたつかもしれませんね!栄養も高くて、好むワンちゃんも多いです♪
レバーは肝臓。肝臓は解毒の臓器。生き物が「要らない」と判断したものが肝臓で解毒される為、頂く命がどのような一生を送ってきたかがポイントになります。投薬や抗生剤を受けずに育ったジビエは、その点でもスーパーに並ぶレバーより遥かに安心だと、私は思います(*^^*)

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