手順
解説
旬の野菜には、その時期に必要な栄養が含まれています♪
アスパラは、ビタミンやミネラルをバランス良く含み、特にアスパラギン酸は老廃物の排出を助けてくれます。
むくみが気になる時にもオススメです。
とうもろこしは、糖をエネルギーに変換する為に必要なビタミンB1が豊富で、イライラしていたり、疲れているワンちゃんにオススメです。
便にトウモロコシが混ざる事もありますが、便自体がしっかりしているのなら特別に心配する必要はありません。
ミニトマトは、βカロテンやビタミンCが豊富で、抗酸化作用の高いリコピンも含まれます。急な暑さで食欲が落ちたり、夏バテぎみのワンちゃんにもオススメです♪
水菜は、葉酸やビタミンCも豊富ですが、どちらも熱に弱い性質があります。健康なワンちゃんなら加熱せず、食べやすい大きさに切って生で食べると更に良いですね♪
昆布は、水溶性食物繊維であるアルギン酸が含まれます。アルギン酸は腸内でゼリー状になり、不要な栄養素や有害物質を取り込み排出を促します。フィラリアの投薬が始まるこの時期には、少しでも体内に余分な毒素を溜め込まないように、積極的に取り入れたいですね(*^^*)ただし、食物繊維が豊富な為に食べすぎると便がゆるくなる事もあります。この場合は量を減らしたり、食べない日を作る等して調整してください。
昆布の説明で少しふれた「余分な栄養素」ですが…
1食で全ての栄養素を取り入れようとアレもこれもと入れて頑張りすぎたり、作り置きをして同じ食材ばかりを何ヶ月も食べていると重複した一部の栄養素は体内で過剰な状態となる事があります。体内である程度は貯めておいたり排出したりと調整しますが、余りに続くとそれが出来なくなることも。それが続くと処理する臓器に負担がかかったり、排泄でも追いつかない場合には外に繋がる耳や目から溢れ、涙やけや耳の汚れに繋がる事もあります。(1つの症状に対して原因が1つとは限らない為、食べ物以外で涙やけ等になっている場合もあります。)
私たちは健康を意識したり、同じ食材を生理的に受け付けなくなったりして本能的に調整に繋がりますが、ワンちゃん自体は健康を意識して食べているわけではなく、食い溜めする本能があり、尚且つ飼い主様が与えたものしか食べられません。
ですので簡単に纏めると…
手作りごはんは完璧で無くてよい。
頑張らなくて良い!という事です(*^^*)
旬のものを取り入れながら、飼い主様のご飯にあわせて貝類をおすそわけしたり、その日に使う野菜をわけてあげたりで十分可能です♪
その中で「私が個人的に」意識していることは【タンパク質】です。色々な野菜や果物を一緒に楽しみたいですが、ワンちゃんは人よりもタンパク質が必要になります。
そこで高タンパク低カロリーなジビエにたどり着きました♪
低アレルゲンで、高タンパク、ササミよりリンも少ないので、実は初心者さんにも使いやすい食材です♪
長くなってしまいましたが(^_^;)
主食となるタンパク質はこだわって、
あとは飼い主様のご飯に使うものをおすそわけしながら、手作りごはんを難しく考えずに楽しく続けていきたいですね( ´ ▽ ` )ノシ