手順
解説
様々な理由から、手作りごはんを作ってみたい!と思われる飼い主様も増えましたね!(*^^*)
しかし、世の中には「栄養の偏り」や「加熱して大丈夫?」などの不安を煽る情報も山ほどありますね(^_^;)
例えばですが、加熱食によるビタミンCの不足が心配であれば、果物をトッピングすれば問題ありませんね♪
腸内環境が心配であれば、発酵食品や米麹をトッピングすれば問題ありませんね♪
と言ったように「うちの子には〇〇が心配!」と思えば、時々それをトッピングしてあげる事で、簡単に【うちの子だけのオーダーメイドごはん】が作れます。
その中で、貝類を入れたり海藻を入れたり、きのこを入れたりとローテーションすればレパートリーは無限大です(*^^*)
と言うと、「1食にアレもこれも入れなくては!」と思われる飼い主さんも居ますが…
例え1食に使う食材の種類が少なくても、3日ぐらいで色々食べていれば、栄養失調になることは難しいと思われます(^_^;)
それに毎食ごはんに貝類が入っていると私はつらいです。笑
体に良い食材だとしても、お休みを挟みながらで全く問題ありません。
また、「犬に炭水化物は不要」と言った情報も時々ありますが、オオカミから犬へ進化し、人と暮らす中で犬は肉食に近い雑食となったので、お米も勿論食べられます。
炭水化物(糖質)が不要か?については、不要な犬も必要な犬もいる。が正解かと思われます(^_^;)
中~大型犬の中には、いざとなったらタンパク質から糖を自力で作り出せる個体もいる為、「炭水化物が無くても平気!」な子もいます。しかし、小型犬は自力で作る事が難しい子が多いため、「炭水化物も必要!」な子も存在します。
糖が足りないと頭がボーッとしたり、足がフラフラするのは私達と同じですね(^_^;)お米はエネルギーとして体が使いやすい食材なので、特別に不調が出てしまう子以外は摂っても良いと思います。
食材の大きさについても悩まれる飼い主さんが多いですが…
頭を抱えるほどの問題は何も無い。と言えそうです!
超小型犬だからどうしても心配!な子や、シニア犬で固形を飲み込めない等の理由であればドロドロのペーストでも良いかと思います。
逆に、喉につまらない程度の大きさであれば、腸はきちんと動いていますので出口まで問題なく進みます。
※食べ物以外の誤飲の場合や拾い食いで急を要する場合には獣医さんにご相談を!
例えば、カカオは消化に悪いし体にも悪いから絶対ダメ!と言われる方が居ますが、それは多少なりともカカオの栄養を体が吸収する恐れがある為ですね?
この考え方ができる方は沢山居ますが、
カボチャが丸ごと便に出てきてしまった!
と慌てる方も結構います。
安心してください。
多少なりとも栄養はきちんと吸収されています!笑
ただ、きのこは高確率でそのままの形で出てきますので、栄養云々では無く、お尻が汚れないように細かく刻んであげる事をおすすめします。便の出口からきのこが生えてるようになる子もいますので…笑。
手作りごはんでは個体差も大きい為に、きのこのような笑い話も時々あります。それらも楽しみながら「愛犬の大好きな1品」や、「母の味」を模索するのも良いですね♪
その中で、食材の作られ方、育てかたも調べていくと、鶏や家畜の現状が見えてくるかもしれません。
ジビエが無添加で、家畜より栄養価が高く素晴らしい食材である事の他に、家畜の裏側を知り食材の選び方にも目を向けていくと、更に考え方や食の感謝にも触れる事ができると思います。
健康な食材で、わが子も健康に食育して行けると良いですね!(*^^*)ノシ