手順
解説
毎日いろいろ食べていれば、栄養失調になる事は難しい…。と私は考えていますが、それでも栄養バランスが心配!という飼い主様にむけたレシピです(o^^o) 新鮮なお魚があれば、煮干しよりぜひそちらをあげてください!(笑)
「まごわやさしい」はワンコにも
「まごわやさしい」は、割合はともあれ、ワンコにも当てはまります。
「『犬は』食物繊維を消化できない」と言われていますが、実は『人も』消化できません(^_^;) 「分解できるか?」と「消化できるか?」はまた別の話なのです。
また、豆やキノコは「犬の消化に負担がかかる」と言われていますが、実際には全く負担のかからない食べ物はありません(^_^;)
食べる事、消化する事、というのは、お肉でも何でも少なからず負荷がかかるもの。仮に、若い頃から負荷がほとんどかからないようミキサーでドロドロの食材だけを食べ続けたとすると、歳とともに衰えていく消化器官は、更に固形物を消化できなくなりますよね…。
これは人に置き換えて頂くと分かりやすいかと思います。
体はゆっくりと衰えて行きますが、鍛えることでそれを遅らせる事はできます。筋トレですね♪
これには年齢や環境、個体差が大きく左右しますが、食べることにより極端に体調を崩すような事が無ければ、心配は無いかと思います(o^^o)
それでも心配な方は…。
「椎茸粉」や「あずき粉」などのペーストや粉末を利用しても良いかと思います。同じ犬種、同じ環境でも、体の作りは様々です。個体差に合わせて、食べ物の大きさや食材を選べば、手作りも難しいしい事ではありませんね!
シニアの場合は様子をみながら
とは言え、フードをふやかして食べているシニアのワンチャンに、いきなりゴロゴロ固形物は喉につまらせたり体がびっくりする危険もありますので、どの程度なら大丈夫か様子を見ながら、少しずつ調整してあげてください。
ちなみに我が家のワンコは生の山芋のとろろを「上手く飲み込めず」食べながら戻すことがあります!(^_^;)汚い話ですみません!(笑) 普通に飲み込めるワンチャンも多いのに!(笑) そんな時は無理せず、お好み焼きにしたり短冊にしたりしてあげています。これが、我が子に合わせた与え方です。
ドライフードは完璧ではない?
ところで、ドライフードは「これを食べておけば健康に生きていける」を基準に作られているはずなのに、どうして病気になるワンコがいるのでしょうか?(;ω;)なぜ、栄養満点と言われるフードを食べながら、漢方やサプリが必要になるのでしょう?
ドライフードは「我が子に合わせた栄養満点」とは言えないからですね。生活の仕方によって、必要なカロリーも栄養も違ってきます。だから、ドライフードだけで元気な子もいれば、適切ではない子もいるんですね。
手作りご飯なら「我が子の生活スタイルに合わせたごはん」ができ、我が子にあったお肉の量等を調整できるのもメリットです。
うちの子は運動量が多いからドライフードも増やせば良い。と一見簡単な事にも思えますが、タンパク質を増やそうとフードを増やせばその他の穀物や添加物の量等も増えてしまい、結果的にお腹を壊す子もいますね。もちろんそれでも平気なワンチャンも沢山いますが…。(o^^o)
今日はいつもより沢山運動したなぁなんて時はぜひ「お肉のトッピング」をしてあげてください♪喜びます!(笑)
逆にダイエットが必要と言われてフードの量を減らす方もいますが、この場合減らしたいのは脂質や糖質のはずなのに、フード全体の量を減らすことにより、減らす必要の無いビタミン類やタンパク質まで足りなくなる事も予測できます。
欠乏症になっても、病院でビタミン注射や必要な処置を受ければまた元気になれますけどね(o^^o)
病院のお世話になりながら生きていく。この流れが健康な食生活かどうかを判断するのは飼い主様の考え方や価値観によるところだと思います。
ジビエの活用も選択肢の一つ
もし今、少しでも手作りご飯にご興味がありましたら、高タンパク低カロリーで、低アレルゲンなジビエも使いながら、「まごわやさしい」も取り入れつつ、色々な食材をローテーションして、愛犬のベストな栄養バランスを飼い主様自身で見つけてあげてみてください。
我が家の愛犬は少食なのに活発なので、少量でも高タンパクを摂取できるジビエにとても助けられています♪
最初は週末だけ、夜だけ、時間のある時だけ、でも良いと思います♪まずは飼い主様とワンチャンが楽しく続けられる事が1番です(o^^o)