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老犬 老猫が水分をとらない理由と3つの対策

公開日:2021/04/29

大切な愛犬・愛猫がシニア期に入ってくると、体の健康がより心配になってきますよね。なかでも「なかなか水を飲んでくれない…」ということが、飼い主さんを悩ませてしまうことは多いです。

これからまた暑い夏がやってきますので、なんとか水分をとってくれたらな…と思ってしまいますよね。

この記事では、老犬/老猫が水をとらない理由と水を飲んでもらう3つの対策を解説しています。「うちの子はあまり水分をとってくれないんです…」という飼い主さんは、是非読んでみてくださいね。

老犬/老猫が水分をとらない理由とは?

老犬/老猫はすすんで水を飲んではくれませんよね…

その理由として、

  • 水飲み場まで行くのがおっくう…
  • 気持ちが悪い…食欲がない…
  • 器が新しいものになって気に入らない…
  • 水が汚れている…
  • 水を飲む姿勢が痛くてつらい…
  • 何かしら不安やストレスがある…

といった水周りの環境やシニア犬・シニア猫特有の体の不調からくることが考えられます。

人でも年をとると、代謝が落ちたり運動量が減ったりなどで、若いときに比べると飲水量が減ってしまうのと同じですね。

ただ、「水を全然飲まない!」と思っていても、大丈夫な状況もいくつかあります。

例えば、ウエットフードやお湯でふやかして食事を与えている場合には、水を飲む量は当然ながら減ります。

(犬に水分含量73%の缶詰フードを与えた場合に、必要水分の38%しか飲水で補給しなかったが、水分含量7%のドライフードを与えた場合は95%以上を飲水から補給したことが報告されています。)

きれいなお水が用意してあり、ワンちゃんネコちゃんが自分で歩いて水飲み場まで行ける「飲める状況」なのに飲んでいないとしたら、単に欲していない(喉が渇いていない)だけの可能性もあります。

また、秋や冬など気温が低い時期などは、特に猫は水をほとんど飲まないとも言われています。

寝たきりなどで「飲めない状況」なら問題

うまく歩けなかったり、寝たきりだったりと「飲めない状況」で水を飲んでいない場合には、人が介助して飲ませてあげる必要があります。

夏場など部屋が暑いときには、脱水してしまう可能性もあり、特に注意が必要です。

食欲もなく、うまく水が飲めない場合には、動物病院で点滴が必要となることもあります。

飲ませても吐いてしまう…水を飲むことを嫌がる…といった場合には、余命が近づいてきている可能性もあります。

1日にどれくらいの水分をとればいいの?【必要な水分量とは】

柴犬と猪肉ごはん
マメ柴と猪肉ごはん

「犬や猫が1日にどれくらいの水分をとればいいか」といった指標は特にありません。

なぜなら、飲水量は気温や運動の影響を受けるほか、食事の量や水分含量にも大きく影響されるからです。

そのため、自由に飲水ができる場合には、愛犬・愛猫の水を飲むタイミングにまかせてあげ、無理に水を飲ませる必要はないでしょう。

一方で、水をたくさん飲むようになる病気はいくつかあります。

例えば、

  • 腎臓病
  • 糖尿病
  • クッシング症候群(犬)
  • 甲状腺機能亢進症(猫)
  • 子宮蓄膿症(未避妊犬)
  • 血中ミネラルバランスの異常

…といった病気がある場合、多くの水を飲む傾向にあります。

たくさん水を飲むことについての指標はあり、犬においては1日あたり90ml/kg以上、猫においては45ml/kg以上の飲水があると病的に飲んでいる可能性があります。

こういった場合には、適切な診断と治療を受け、清潔なお水をいつでも飲めるように用意してあげるようにしましょう。

また、下痢や嘔吐をしている場合にも、多くの水を摂取する必要があります。

水を飲んでも吐いてしまう場合には、胃腸障害などがある可能性もあるので、動物病院を受診しましょう。

老犬/老猫に水分をとってもらう3つの方法~簡単に水分補給!

plum profile photo

お水を飲んでもらいたい!と思っても、なかなか飲んでくれませんよね。

かといって、無理やりスポイトや注射器などであげるのも嫌がってしまい難しいですよね。

シニア犬やシニア猫に水分をとってもらうためには、

  1. ウエットフードを与える
  2. いろいろな水飲み器を用いる
  3. いろんな場所に水飲み器を配置する

といった3つの方法があります。

①ウエットフードを与える

これが最も簡単で、確実な方法です。

ウエットフードの約70~80%は水分なので、与えることで簡単に水分を摂取することができます。

缶詰やパウチタイプ、ゼリータイプなど様々あるので、お気に入りのものを食べさせてあげるといいですね。

また、人肌程度に温めることで、におい分子が飛ぶようになるので、食いつきがよくなる傾向があります。

水自体にちゅ~るや肉のゆで汁、ミルクなどを混ぜると、よく飲んでくれることも多いです。

ただし、特に夏場は腐敗の原因にもなるので、置きっぱなしにするのは控えましょう。

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人間用途のお肉と同等の衛生基準で処理された鹿肉が原料の無添加ウェットフードです。

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②いろいろな水飲み器を用いる

様々なタイプの水飲み器を使ってみると、飲水が増加する傾向にあります。

噴水タイプやペロペロと吸うタイプ、流れる水など、たくさんの飲水をうながす商品がありますよね。

器についても、陶器製が好きな子、ステンレスタイプが好きな子…など好みがあるので、その子にあったものを使うといいですね。

また、シニア犬・シニア猫は足腰が痛かったり、気管が弱くなっている可能性もあるので、

  • 水飲み場までは、段差がなく、ストレスフリーでアクセスできる
  • 水飲み台の高さをあげて、喉や首に負担がかからないようにする

といった工夫をしてあげる必要があります。

③いろんな場所に水飲み器を配置する

いつもの場所とは違った場所(廊下やお風呂場など)に置いてみるのも方法の一つです。

犬や猫はめずらしいものに反応することも多く、「なんでここにあるんだろう?」と興味を示して飲んでくれることもあります。

また、トイレの近くや水飲み場までのアクセスが悪いと、水を飲む行為も自体も嫌いになってしまうことがあります。

今一度、ペットの飲水環境をチェックしてみましょう。

【まとめ】老犬/老猫が水分をとらない理由とその対策

寝たきり、どこかに痛みがある…など愛犬・愛猫が自力で水を飲めない状況ならば、人が介助して水を飲ませてあげる必要があります。

食欲や元気がある場合には、ウエットフードにしたり水飲み器を工夫して様子を見てあげるといいです。

特にこれから来る暑い季節は、愛犬・愛猫にとっても水分は非常に重要です。

「工夫してあげたのにあまり水をとってくれない…」という場合には、獣医師に相談するようにしてみましょう!

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