廃校を活用したForemaの物流センターが先日、ようやく稼働(試運転!?)を開始しました。場所は広島県の安芸太田町にある旧・津浪(つなみ)小学校。集落内のこぢんまりした木造校舎のうち、3部屋を使って物流業務を行っています。
旧津浪小学校
この廃校はもともと別のところにあったものを、1980年頃に今の場所に移築したらしいです。校内に記念写真が残っているのですが、どうも年代が一致せず、役所の人の証言とも食い違っており、よく分かりません。ただ、元はかなり古いらしく、とても味のある木造校舎に一目惚れして役場と交渉に入ったという経緯があります。
冒頭にも触れたように、現在は旧職員室など3部屋を使わせてもらっています。1回の旧理科室には地元の振興会が入るという話もあるそうなのですが、2階の使用予定は未定のため、新規創業やサテライトオフィスとして使用したい案件ウェルカムの状態です。
安芸太田町について
町役場は移住促進や地域おこし協力隊などの制度を使って若い人材を都市部から積極的に呼び込んで来ました。が、若い人が来ても働く場が少なく、結果としてまた都市部に戻っていく。地元の若い人も当然都市部に出ていく。そんな山間部問題の縮図が安芸太田町だと言えます。
それならば雇用の場を作ればいい。安芸太田町では登山やウィンタースポーツ、ウォーターアクティビティなどが盛んで、その縁もあって以前からForemaとは少なからぬ交流がありました。「ペットさん定期便」も軌道に乗り始め、広島市内の手狭な倉庫からの移転を考えていた矢先..。移住者からの紹介で廃校物件に出会え、今回のオープンに至りました。都市部からの移住組を中心とした新たなスタッフたちも加わり、「ペットさん定期便」をより良いサービスへとぐんぐん育成していく流れとなりました。
津浪集落について
安芸太田町に頻繁に訪れるにもかかわらず、私はこの津浪集落の存在を知りませんでした。界隈に縁のある多くの知人らもそうでした。主要道路と集落が丸山という山で隔てられており、ちょっとした隠れ里のような地形になっている体と思われます。
かつて集落を降りたところにはJRの津浪という駅があったのですが、21世紀に入ってから廃線になり、以後周辺地域は急速に廃れていったと聞きます。その駅跡地は現在、集落の人たちが運営する道の駅のようなスポット「ぷらっとホームつなみ」として地域活性に向けて奮闘しています。
余談ながら、丸山には野生の猿の群れが住んでおり、時々降りてきては「ぷらっとホームつなみ」の店頭商品などを略奪していくのだとか。
自然界と密接に関わっている安芸太田町で、Forema のビジネスをより大きく成長させていく予定です。
株式会社Forema(フォレマ) 代表。生態系保全活動の傍ら、自社ラボで犬と猫の腸内細菌/口腔細菌の解析を中心に、自然環境中の微生物叢解析なども含め広く研究を行なっています。土壌細菌育成の一環として有機栽培にも尽力。基本理念は自然崇拝。お肉は週2回くらいまで。