毛利ゆかりの地・安芸高田市の猟師さんのお話し。

先日、foremaの事務所に安芸高田市からわざわざ凄腕猟師として知られる古門さんが来られました。
温和な人柄と優しい笑顔の古門さんですが、猟師歴30年という経歴の持ち主で、そのライフルの腕前は雑誌などでも紹介されている国内でも数少ない、レジェンド的な猟師さんです。

長年猟師をされている間に培った知識や経験談を少し語ってもらいました。

>普段はどういった猟をメインでされているんですか?

大体は犬を使って猟をする犬追いでやっとります。
うちではビーグルを3匹飼っとるけん、それらが鹿を見つけたらワンワンっと追っかけて行きましてね、ワシはその間に鹿の動きを見て獣道の先の方で鹿が逃げてくるのを待ち伏せしとくんよ。犬が追っかけても鹿の方が足が速いもんじゃけある程度逃げたら止まるけ、そこを狙って撃つ。そういう感じですね。

>その犬が怪我をしちゃったりしたことはあるんですか?

たまに、負傷することもあるんじゃが、ビーグルはプロット(良く犬追いで用いられている犬種)ほど気が荒くないけーそんなに深い傷はおっとらんが、犬種によってはものすごい追っかけてギリギリのところまで向かっていくからそれで怪我をすることは多いようですね。

>古門さんはライフルで獲物を最長どのくらいの距離から撃ったことがありますか?

ライフルの弾自体は、3000mほど飛ぶんじゃが、スコープなんかを使わんから、それほどの距離は当たらんが、200~300m先の獲物なら頭部を狙えますね。

>やっぱり狙うのは頭部ですか。それはなぜですか?

急所というか、鹿があんまり苦しまずに死ねるのは心臓を打ってやるのがいいんじゃが、食肉にする場合は心臓を撃ってしまうと血がすぐに滞ってしまって、肉が腐りやすくなるんですよ。だから頭やクビを狙うんよ。前からじゃ狙う面積が少ないけー横側から狙うんよ。
ライフルは威力が強いから、貫通するからね、胴体まで弾が通ったら食肉として使える部分がほとんどなくなってしまう。
ライフルの一回の射撃でたまたま並んどった2頭を仕留めれたこともある。

>他にはどのような猟をされていますか?

あとは、サクを使った罠猟ですね。ただサクの罠にかかった鹿や猪は興奮しとるけーすぐには撃てれんのんよ。興奮しとるときは血がまわってアドレナリンも出てその時に仕留めると肉が焼けてしまうからね。

>月に大体何頭くらい捕獲されるんですか?

時期にもよるんですが、安芸高田の猟師仲間(17人)全体で大体60頭くらいは獲れますよ。
私個人でいうと今時期だったら7頭くらいですかね。
秋からは猟期にはいるから、もっと獲れますね。

>今時期(初夏)は鹿肉が美味しいといわれていますが、安芸高田の方の鹿肉は実際どうなんでしょうか?

雌は初夏前ごろに出産するから、その前までが肉質はピークで、そのあとは脂があんまりのっとらんのんですがね、雄は飢餓の冬をどうにか乗り切って温かくなってくる春先から延々と新芽なんかを(例えば農作物被害として多いものでいうとタケノコなど)ふんだんに食べて初夏にはもうびっしり白い脂がのっとるんよ。
あんまり脂がのり過ぎた雄なんかは、脂を削いで出荷するくらい。
美味しい時期ですよ。是非食べてもらいたいですね。

 

以前得た情報でも、春鹿も 雄と雌とでは最上級の時期に差があると聞きましたが。時期の差、年齢差、地域差(気候や植生の違い)があるので、猟師さんや解体を行う人は、生ける大自然の個体を、技術と経験を駆使して一番おいしく食せる方法を取られているようです。
いずれにしても、天然の獣肉の不安定ともいえるバリエーションの広さがジビエの面白さでもあると感じます。

季節によって、料理法も工夫してみるのも楽しみ方のひとつと言えます。

今回、レジェンドともいえる広島の猟師さんに貴重且つリアルな経験談を聞かせていただくことができて嬉しかったです。

最後に安芸高田市の鹿モモ肉をセットにした、この夏大活躍しそうな見た目もボリュームもインパクト大!の
その名も「毛利の鹿!ジビエBBQセット」をご紹介いたします。

ブロックで届くので、料理方法のバリエーションも広く、焼き過ぎるとパサつきがちな鹿肉もそれはそれはジューシーに味わえます。カナリおすすめです!

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