世間では、空前の肉ブーム!と言っても過言でないほど街中に肉バルやステーキを主体とした飲食店を見かけるようになりました。
人の気持ちというのは案外単純なもので、肉を焼くいい匂いがすれば肉を食べたいスイッチが一瞬で入ったり、美味しそうなお肉の写真や動画を広告や雑誌などでみれば食べたくなっちゃうという、、、(私だけなのでしょうか)
ただお肉が食べたい!お肉love!な人もいるかもしれませんが、最近よく耳にする糖質制限ダイエットなどを試みている人は炭水化物は制限するけど、お肉はもりもり食べてるケースもあったりするので、みんな実は健康面を気にしつつ、肉食をエンジョイしているのかもしれません。
目次
ヘルシーなお肉ジビエ肉
さて、ここでお肉をさらに健康的な食事として取り入れる方法として、ジビエ肉をオススメしているのですが、以前のブログなどでもジビエ肉の栄養についてはふれてきましたが、今回は健康な体づくり、ダイエットや美容面でのジビエ肉の可能性についてまとめてみたいと思います。
猪肉
猪の栄養とその効果について
まず、カロリーについては、牛肉が100gあたり部位にもよりますが、およそ450kcalあるのに対し、猪肉は268kgとほぼ半分のカロリー。加えて、たんぱく質が18.8gあるので、高たんぱく低カロリーの食材というのが分かります。
そして、猪肉には必須アミノ酸のスレオニンが含まれており、(スレオニンはコラーゲンをつくる材料になる成分とされています)脂身には特にコラーゲンが多く含まれています。
その他ビタミンB2,B6、B12などビタミンB群を多く含むことでも知られていますが、こちらは、豚肉の約2倍!水溶性の高いビタミンなので、スープごと食することで効率よく栄養分を取ることができます。脂分についても水溶性が高く血液をサラサラにする不飽和脂肪酸が多く含まれているので、悪玉コレステロールを減少させる効果も期待できます。
アンチエイジング効果
加えて最近の調査ではアンチエイジング効果や認知症リスクを回避すると期待される、『コエンザイムQ10』が多く含まれていることが分かり、大人な女性にも人気が高まってきています。
滋養強壮の効果
またタウリンやアンセリンの含有量も多いことから、滋養強壮の効果がある食材ということで、天然のバイアグラなんて呼ばれており、ワイルドな食べごたえも合わさって男性からの人気は言わずもがなです。
鹿肉
鹿肉の栄養とその効果について
鹿肉は赤身が多く、脂肪の少ないお肉として知られていますが、カロリーは牛肉の3分の1、脂質は10分の1とヘルシーで、その脂質の良さも特徴のひとつです。
そして、鹿肉を食べたときの鉄っぽさからもわかるように、鉄分においては牛や豚の3倍で、タンパク質も猪肉よりも多い1.5~2倍、その他亜鉛やビタミンB群、ナイアシン、カリウムも多く健康・滋養強壮に最適な食材です。
特に鹿モモ肉については、鶏胸肉に多く含まれるイミダペプチド(渡り鳥やマグロなどの回遊魚や同じく回遊性の高い鯨などにも多く含まれる成分)の一つであるバレニンが多く、その値は豚肉や鶏肉よりはるかに高い含有量だったとの調査結果も出ており、バレニンには疲労回復や怪我の治癒能力を高める効果があるようなので、多忙で充分な睡眠があまり取れていないお疲れ気味の方や、貧血気味の方には特に積極的に食していただきたいですね。
またイミダペプチドの一つでもあるカルノシンも多く含まれており、こちらは抗酸化作用と記憶機能の低下を防止する作用があるとのことで、最近体力の衰えを感じている方々にまさにうってつけの食材でもあります。
日々の食卓にジビエ肉を取り入れる
以上のことからも、ジビエ肉はその美味しさだけでなく、健康な体づくりをするうえで頼もしい存在だということで、近年ますます注目されてきているようです。
もちろん野菜と一緒にバランスよく取ることをオススメします。
いくら体に良いからといって何事も過ぎたるは猶およばざるが如し。バランスは大事です。forema のサイトでは鹿、猪、それぞれのお肉にあったレシピもご紹介しています。体にいいのは分かったけど、どう調理していいのか分からない。というような方にも是非参考にしていただければ幸いです。
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やっぱり自然と猫が好き。