皆さんの愛犬は今何歳ですか?
Foremaのお肉を食べてくれているワンちゃん達はシニアの子が多めですが、その子達が子犬だったのはたった10数年前の事です。犬は人の何倍ものスピードで生きている為、私たちより早く大人になり、そして高齢になっていきます。
1日でも長く一緒にいたいという気持ちは、全てのオーナーさん達の共通する願いではないでしょうか?
今回は子犬に鹿肉を食べさせても大丈夫なのか?
という事をテーマに、犬のライフサイクルから犬の一生を6ステージごとに分けて考えてみたいと思います。
犬のライフサイクル
- 新生子期(生後21日頃まで)
- 生まれてからしばらくは母乳を飲む時間以外はほとんど寝て過ごします。排泄は母犬にお尻を舐めてもらい、手助けしてもらいます。生まれてすぐの初乳には、様々な感染症に抵抗力を持つ抗体が含まれています。生後21日頃から目が見えるようになり、乳歯も生えはじめます。
- 幼年期(生後21日〜90日)
- 様々なものに興味を示して、活発に動き回るようになります。
自力で排泄ができるようになります。
乳歯が生えそろうので離乳食に切り替え、1日3〜4回に分けて与えます。
生後2〜3ヶ月すると初乳で母犬から受け継いだ抗体が消失するのでワクチン接種が必要になります。 - 少年期(生後90日〜6ヶ月)
- 乳歯が抜けはじめ、永久歯に生え替わっていきます。
骨格がしっかりして体力がついてきます。 - 青年期(生後6ヶ月〜2年)
- 生後8ヶ月からは様子を見ながら食事の回数を1日2回に減らしていきます。
- 成年期(生後2年〜8年)
- 自信を持ち、自己主張が強くなります。
- 高齢期(生後8年以降)
- 被毛が白っぽくなってきたり、動きが鈍くなったり、寝ている時間が増えてきます。内臓機能が低下してくるので、消化の良い物を与えるようにします。
( )内の年月は目安ですので参考程度にしてください。
それでは子犬はいつ成犬になるのでしょうか?
昨日までソファーに飛び乗れなかったのに、今日には簡単に飛び乗れるようになったり、登れなかった階段を登れるようになったりと、子犬の成長は目まぐるしくあっという間に成犬になります。
犬の大きさは様々で、チワワとサモエドでは成長速度も違いますし、環境などによっても性成熟するまでの年齢に差があります。
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子犬が成犬になる年齢
- 小型犬 10ヶ月
- 中型犬 1年
- 大型犬 1年半
大きさによって随分違いがありますね。
ここでは離乳してから成犬になるまでの子犬の時期について、栄養面からみていきましょう。
離乳した子犬は全ての栄養を食べ物から摂取することになります。また、消化器官が未熟なので、消化の良い食べ物を与える必要があります。一度にたくさん食べることができませんので、食事の回数を1日3〜4回に分けて与えてください。
子犬は成犬と比べて、より多くのタンパク質や脂質、カルシウムやリンなどのミネラルも必要となります。多すぎても少なすぎても発育不良になる可能性がありますので、バランスの取れた量を与えてください。
子犬に鹿肉を与えても大丈夫なのでしょうか?
それでは本題です。
子犬に鹿肉を与えても大丈夫なのでしょうか?
答えはYESです。
肉食寄りの雑食性である犬にとって、お肉は消化しやすい食材です。ゆっくりと時間をかけて消化されていくので、内臓に負担がかかりません。
生でも良いですが、子犬に与える時にはまず加熱したお肉を与える事をお勧めします。火を通す事で、より消化しやすい状態となり胃腸に負担がかかりませんし、成長期ですので腸内細菌叢が十分でない内は加熱した方が安全でしょう。
食べやすいサイズにカットするか、ミンチのお肉を使えばそのまま与えることができます。
一方、固形のドッグフードは胃腸に負担をかけるので、ふやかして与えなければいけません。また、子犬に限らず犬はドッグフードに含まれる穀物や食物繊維を消化するのは得意ではありません。
お肉にも種類が色々ありますが、中でも鹿肉はタンパク質や鉄分が豊富で脂質は少なめ。消化器官が発達途中である子犬にはオススメのお肉といえます。
子犬に食事を与えるときの注意点
- 消化の良いものを与える
- 食事の回数は1日3〜4回
- 成犬よりも栄養価の高い食事が必要
- 栄養のバランスが大事
- お肉は小さくカットする、またはミンチ
- 穀物・食物繊維の消化は苦手
子犬に鹿肉をオススメしたい理由
- 消化しやすい
- タンパク質が豊富
- 鉄分が豊富
- 脂質が少ないので胃腸に負担がかからない
いかがでしたでしょうか?
離乳してから成犬になるまではしっかりした身体を作る為に、食事から得る栄養素が非常に大切な時期です。
必要な量の栄養素をバランス良く摂取できるかどうかで、今後の犬生に大きく関わってきます。
Foremaは、皆様の愛犬が病気をしないよう、食の面から強い身体を作りをサポートします。
少しでも長く大切な家族と一緒にいられますように。
ワンちゃんネコちゃんに健康な毎日を。食の面からサポートさせていただきます。動物保護・生態系保全などあらゆる角度から野生動物を取り巻く環境について勉強中。
保有資格:愛玩動物飼養管理士一級、動物看護士